RECENT POSTS: 

気づけば慈悲について学んでいた

今年の正月に引いたお御籤のキーワードが「慈悲」だった。 慈悲、すべてをありのままに受け入れる心。 日頃、何かと物事を評価してしまう自分に気づきつつも、なかなかそこから脱せなかった。そんな自分にとって、まさに今、必要なテーマだと素直に受け取ったことを覚えている。 そして、正月から半年以上たった7月から、集中コース「クリパル・ステージ」のアシスタントを務めることになった。1年ほど前に自分も受講して、教師トレーニングに進むことを決意するきっかけを与えてくれたコースだ。 10月からは集中コース「フェニックス・ライジング・ヨガセラピー」のアシスタントも平行して務めるとともに、生徒として集中コース「瞑想」にも参加。つまり、10月終わりから11月半ばは、ステージとヨガセラピーと瞑想の日々。 これだけの濃密な集中した時間をもてたことは、とてもありがたいことだった。なぜなら、ヨガセラピーと瞑想の学びが加わることで、ステージでの学びがぐっと深まり、つまるところは「慈悲」について学んでいたのだと気づけたから。 ステージでのアシスタントとして、生徒のプラクティスをサポートしたり、体験を聞かせてもらう経験を重ねるなかで学んだのは、「見守る」というあり方だった。 与えたことに応えてくれているのか、という尺度でとらえるのではなく、生徒のなかに気づきが生まれた瞬間をともに祝福するというあり方。それは、期待と不安のなかで何かがやってくるのを待つのではなく、誕生と変化の連続である今という時間を大切にするあり方だった。そのあり方を支えるものこそ、「慈悲」の心なのではないか。そんなことを思っている。

© 2015-2020 Fumi Kashiwagi