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話す・聴く・気づきのワークショップを終えて

8月19日、友人が主宰するワークショップにゲストとして招いてもらった。 「話す・聴く・気づきのワークショップ」というタイトル通り、話して聴くという行為の積み重ねから、自然と気づきがもたらされる時間だった。 ワークショップが終わった直後、そのとき感じたことをざっと手帳にメモしたけれど、まとまった文章を書くところまでは辿り着けなかった。 しばらくの間、あの場で自分が発した言葉や、他の参加者の言葉などが、鮮明に思い出された。それは余韻のように響いて、たびたび新しい気づきが自分のもとにやってきた。 印象的な言葉でも、時間が空くとあいまいな感覚としてしか残らないことも多いのに、今回のワークショップの後には、鮮明に残っている言葉がいくつかあって、それがまさにこのワークショップの意義なのかもしれないとも思った。 そう、ここで話したいのは、私のもとにやってきた気づきについてでもあるし、このワークショップは私にとって何だったのかということ。脈絡をつけるのが難しいので、とにかく思いついたまま連ねてみる。 ワークショップが始まってしばらくしてから、この場を自分がどう過ごしているのかが見えてきた。このワークショップは、他者と対話をすること、すなわちコミュニケーションを図ろうとすることを一度手放してみる時間ととらえている自分がいた。 その代わり、他者の言葉が自分の中にどう響くかに焦点を当て、それが結晶のようになると言葉として発した。もちろん、流れの中では相手に配慮したり、相手にとって必要な情報も含ませて言葉を発するのだけれど、その言葉の芯にあるものは、他者の言葉の響きを受け取った自分が一番必要としている

© 2015-2020 Fumi Kashiwagi